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① 大学入試英語長文 

 この講座は長文恐怖症を解消するきっかけとなることを目的とした講義をします。単語の飛ばし方、構文を知った上での取捨選択、文法にとらわれすぎない読み進め方などと言う前に読解とは何なのか分からないといけません。雑な意味で“適当”ではなくて適宜しっかり読むという本来の意味の“適当”に訳す方法です。長文は訓練さえすれば誰でも出来るようになります。また、授業で触れた長文だけでなく赤本などを利用して1日30~40行の英文を読む練習をしていってください。

② 大学入試英作文

 入試にはテクニックもありますが、単にテクニックに頼らず、英文法・語彙・構文パターンを入試英作文に特化して講義していきます。条件英作文・空所補充型英作文・自由英作文など。日本語を英作しやすい文に変える方法、英作語彙、無生物主語構文の習得を主眼に講義します。特に自由英作文の場合は、その英訳しやすい日本語に変える“日本語変換能力”が得点率を左右します。配点の4分の3は取れるように訓練しましょう。英作文は長文に次いで入試で大差のつく項目ですので身につければ強力な武器になります。

③ 基礎現代文の習得

 この講座は前期に現代文を受けてきた人は基本的に受ける必要はありません。現代文の前提が身についていない、文が読めないと悩んでいる人向けです。これを受けたら入試現代文(標準編)を受けてください。

④ 入試現代文の攻略(標準編)

 この講座は現代文の解き方の完成を目的とします。予習を必ずして授業に臨んでください。夏の段階では余計に解く時間がかかっても構いません。10題の問題を5回でやるので1回につき2題の予習をしておいてください。現代文の解き方を定着させるためには間をおかないで自分でも週に4題は問題集などを解きましょう。

 古典文法講座

 高校で習う古典文法を最初からやります。全く文法がわからない段階から進むので最初は難しくありません。ただ、3回目以降難しくなっていくので1~2回目の基本をしっかりと復習しましょう。高校で文法を習って知っているという人も入試での出方、識別問題などは別問題なので受講することをお薦めします。実際の入試問題でどのように出るかも練習します。特に予習はしなくてもよいですが、復習は必ずしないと身につきません。

⑥ 古文読解講座

 基礎的な古文読解を通して単語や古文常識を習得していきます。古典文法とセットで受講すると効果的です。

⑦ 難関大古文読解演習

 この講座では、古文常識を使った読解(古文常識を知らないと読めない)にも挑戦していきます。また、文法問題には「に」の識別、「べし」の識別というのがあります。それらはかなり難度が高いので基礎から授業します。①の文法講座ではレベルと時間の関係上「べし」を深く取り扱えないのでこの講座で取上げることにしました(「に」は文法講座でも講義します)。読解の授業は必ず予習をすることが前提です。

⑧ 入試に出る枕草子

 枕草子は徒然草、源氏物語などと並んで出題率が高い出典です。枕草子は清少納言の描く人物像・宮中生活など、自己流で読み込むには少々無理があるのでこの出典だけの講座を設けました。この枕草子を通して平安時代の風流・常識、この時代の冗談の言い方、漢詩の引用、和歌のやり取り、宮中での上下関係、社交界としての宮中での振る舞いなどを学習します。国文学に興味を持つつもりで受講すると色々抵抗なく頭に入ってきます。また最後には歴史物語との違いや枕草子には出てこなかった裏の事情にもふれていくので後々古文の読解に非常に助けになりますし、日本史の平安時代にも親しみやすくなります。

⑨ 漢文句法完成

 この講座では只管(ひたすら)句法の習得をしていきます。途中小テストを交えながら無理なく読解に必要な句法を暗記します。

​⑩ 小論文

 小論文の書き方、知識の引用の仕方、メモの取り方、そもそも小論文とは何なのかを知ってもらいます。また実際に書いてもらいます。現状でどのくらい文章が書けるのか知るところから入って、出来れば入試に対応できるくらいまで進みます。文章力がある人、本をたくさん読む人が小論文を得意かといったら決してそんなことはありません。小論文には明確な答えがあります。その“答え”を書けなければどんなに技巧的で美しい文章でも、それほど点数は伸びません。

⑪ 日本史B近現代史 

 入試問題を使用して幕末~昭和中期まで学習します。近現代の通史テキストは2冊に分けるほど質・量ともに多いです。予習をすることが前提ではありませんが、予習したほうが効果は上です。理解&暗記の科目なので復習を中心に。

⑫ 日本史Bテーマ史

 文学史・教育史・鉄道史・政治史・経済史・神道史などを入試問題とテキストを使って授業します。入試ではテーマで出題されることも多いです。テーマ史は時代をまたいだ出題が可能なので大学としては出題しやすいのかもしれません。対策をしておくことをお勧めします。

⑬ 数学ⅠA

受験勉強、進んでいますか。あまり勉強していなかった人も大丈夫です。本番はこれからです。まず2次関数、三角関数、確率などのうちどれかを得点源にしましょう。

⑭ 数学ⅡB

 理系で一番出題率が高いところです。図形と方程式、三角関数、微分・積分、ベクトル、数列・・・とやり甲斐のある項目がいっぱいです。夏休み中に微積、ベクトル、数列はやっておきたいですね(時間がかかるので)。

⑮ 数学Ⅲ

三角(指数・対数)関数の微積、極座標などの数学の世界が一挙に拡大します。

 “何とかつかんだ”、“希望がふくらんだ”夏の特訓にしたいですね。

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